藤原美智子流・一生モノの「正しい眉の描き方」。大人メイクの正解は“流行より定番”+基本の3ステップ《年齢別メイクの見直し術》

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ところで流行と定番の比率は年代によって変わっていくものですが、どの年代においても把握してほしい、上手にメイクをするための基本が3つあります。顔の向き、光をとらえる角度、そして力加減です。それは次のようなことです。

【1】2種類の鏡を使って、正面を向きながらメイクをする

的確にメイクをするには、大きな鏡と手鏡の両方を使い分ける必要があります。

大きな鏡を見ながらメイクするのはファンデーション、アイシャドウ、眉、チークなど。手鏡(あるいは拡大鏡)を用いるのはアイライン、マスカラ、リップメイク。

そして、どちらの鏡を使うにしても顔は鏡に対して、常に正面を向きながらメイクすること。これが重要です。右の眉を描くからといって、鏡に右の顔を向けながらメイクをすると、左右の眉の形をそろえるのが難しくなってしまいます。

【2】光は顔の正面から

左右のメイクの濃さを同じように仕上げるには、光を顔の正面から受ける必要があります。ベストはメイク台を窓側に置くこと。メイク台がない場合や、上から照明が当たる場所でしかメイクができない場合は、手鏡を持って光の方向を向きながらメイクをする、あるいは仕上げてからメイクの濃さを忘れずに確認しましょう。

【3】力を入れない

なぜか、年齢を重ねるほどメイクをする手が力強くなる傾向があるようです。動作に繊細さがなくなったり、手首や指が硬くなったりするからなのかもしれません。手首や指をマッサージして緊張をほぐしましょう。力を入れずにメイクをすると、それだけでも自然で透明感のある仕上がりになることを実感できるはずです。

変わらない基本を守って「誰でも」美眉に

メイクには流行がありますが、それが最もわかりやすく表れるのが眉の形です。

少し前、直線的な黒い太眉がはやり、年齢に関係なく街を歩く女性たちの眉が同じようになっていました。でも大人の女性のなかには、そのような強い眉に肌のハリ感が負けてしまい、残念ながら年齢が前面に出ている人も見かけました。

眉の描き方のコツは、年齢や流行によって変わるものでしょうか?

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