《東京から消滅》一世を風靡した"歌うアイス屋"「コールド・ストーン」がまもなく残り1店舗に。最盛期は34店舗も、なぜ人気は定着せず?

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そこで、コールド・ストーン原宿店の至近に店舗がある「ロールアイスクリームファクトリー」の話をしたい。

競合のロールアイスは今も順調?

1回目の訪問ではあまりの大行列にコールド・ストーンを諦めたものの、完全にアイスの口になっていた筆者は、すぐ近くに「ロールアイスクリームファクトリー」の原宿・表参道店があるのを発見した。

ロールアイスは、コールド・ストーンよろしく冷えた鉄板の上にアイス液を薄く流し、ヘラでロール状に削ってつくるアイスクリーム専門店だ。

2017年に創業し、かつてあった原宿・表参道本店では大行列に。歌は歌わないが、目の前でくるくるとアイスが削られていくライブ感あるパフォーマンスは多くの人の心をつかんだ。

現在、HPによると全国に8店舗。明らかにコールド・ストーンのビジネスモデルを参考にしているが、こちらはまだまだ健在だ。1店舗を残して閉店となるコールド・ストーンとの違いは何なのだろうか?

コールドストーン
1号店であった原宿・表参道本店とはまた別の場所に2024年11月にオープンした店舗(筆者撮影)

ロールアイスの店前に行くと、コールド・ストーンほどではないが列ができていた。並んでいた人の中には、筆者同様にコールド・ストーンを諦めたアイス難民もいるのかもしれない。

ロールアイスをつくるスタッフ
店内ではスタッフが鉄板の上でロールアイスをつくる。その様子を子どもが食い入るように眺めていた(筆者撮影)
カスタマイズしたアイス
オススメの組み合わせもあったが、1つひとつカスタマイズしてみた(筆者撮影)
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