《東京から消滅》一世を風靡した"歌うアイス屋"「コールド・ストーン」がまもなく残り1店舗に。最盛期は34店舗も、なぜ人気は定着せず?
もう気軽にコールド・ストーンが食べられなくなる。その前に、筆者は閉店予定の原宿店に行ってみた。

原宿店があるのはキャットストリート近くの路地。周辺にはスイーツやアパレルの店が並び、若者で賑わう(筆者撮影)
原宿店は2023年6月オープンと、意外にも歴史は浅い。コールド・ストーンは全盛期から徐々に店舗を減らし一時は都心から撤退していたものの、新たにスイーツの聖地である原宿に旗艦店としてオープンしたばかりだった。2年弱で撤退となってしまったが。
まさかの大行列に仰天!
しかし、店前に行くと目を疑う光景が……。

店前には並べるスペースがないので、道をはさんで向かいにある建物沿いに人がずらりと並んでいた(筆者撮影)
見ると、驚くほど多くの人が並んでいた。店前に人があふれ、道を挟んでその先の道沿いにまで見渡す限りの行列が。筆者が訪れたのは土曜日の昼下がり。加えて、ちょうどその日は気温が高かった日で、まさに「アイス日和」だった。
行列は30mほど続いていた。「閉店するというくらいだから混んではいないだろう」と見くびっていた筆者は腰を抜かし、「これは並べない」と諦めて出直すことにした。
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