《東京から消滅》一世を風靡した"歌うアイス屋"「コールド・ストーン」がまもなく残り1店舗に。最盛期は34店舗も、なぜ人気は定着せず?
並んでいるのは閉店の報を受けて最後の食べ納めに訪れた人だろうか。コールド・ストーンが多くの人に愛されているのを感じたが、普段からこの人気なら閉店にはならなかったはずだ。筆者含め「閉店」と聞いてここぞと駆けつける現金な人たちである。
歌パフォーマンスは健在
土曜はあえなく諦めたが、その次の月曜の午前中に再訪した。平日の朝から原宿でアイスを食べる酔狂な人はいない――無事その読みは当たり、土曜に見た光景とは一転、客はまばらな状況で、すぐに注文することができた。

閉店の報を聞いて駆けつけたのか、女性1人客が多かった(筆者撮影)
スタッフに「土曜は行列がすごかったですね」と声をかけると「私たちもびっくりしました。1時間半待ったお客様もいるようです」とのことだった。

メニュー表。アイスベースやトッピングを自分好みにカスタマイズできる(筆者撮影)

メニュー表のもう片面。カスタムが面倒な人に向けてオススメの組み合わせも用意している(筆者撮影)
閉店キャンペーン「グランドフィナーレ スペシャルメニュー」のひとつ、「フィナーレショートケーキセレナーデ」(税込み842円)を注文した。

指定された具材を手際よく石の上にのせていくスタッフ(筆者撮影)
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