「16歳で飲酒強要」「混浴も強いられそうに…」と告白して大バッシングされた元舞妓。25歳の現在、彼女が語る"本音"

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舞妓時代を綴った投稿が話題となった桐貴清羽さん。あれから3年ほど経ち、25歳となった彼女に話を聞いた(左:桐貴清羽さん提供、右:筆者撮影)
これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむが神髄を紡ぐ連載の第118回。

桐貴清羽さん(25)は現在はフリーライターなどを生業とするフリーランスだが、元舞妓という少し変わった前職を持つ。

2022年にX(当時はTwitter)に16歳で酒を浴びるように飲まされ、混浴を強いられそうになったという舞妓の世界の闇を投稿した。投稿は、12万リツイート(※当時の呼称に基づく)という、とてつもなく大きい反響を呼んだ。

賛同の声もあったが、バッシングを受けたり、脅されたりすることもあったという。今回は、桐貴さんがそもそもどのような経由で舞妓になったのか。そして、投稿がバズった後にどのようなことがあったのかをお聞きした。

複雑な家庭環境の中、小学2年生でモデルに

桐貴さんは山口県で生まれ、和歌山県と大阪府で育ったという。

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「どちらの県も5年くらいしかいなかったので地元って感じは薄いですね。小学1年のときに母が離婚しました。父親が違う姉がいて、腹違いの兄が2人いて……。

ちょっと複雑な家庭環境でしたね。小学校低学年の頃は楽しいとは言い難い日々でしたけど、上級生になると母や姉との関係もよくなってきて一緒に旅行に行ったり、楽しい思い出も増えてきました」

その頃から、舞妓に憧れていたのだろうか?

「いえ、全然憧れてませんでした。そもそもは小学2年のときにモデルになったんです」

桐貴さんは小学2年生のときにイジメを受けたという。そのとき母親に

「外の世界を見たほうがいいよ」

と言われたという。

【画像15枚】飲酒を強要され、混浴までさせられそうに…当時16歳だった、舞妓時代の桐貴さん
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