土日祝日は休みで、原則として週5日勤務。9〜18時が就業時間だが、フレックス制のために「勤務時間は自由に決められる」という。
稼働時間が不規則な芸能界からの転職で、当初あった「朝型」の苦労を笑顔で話す。
「芸能界では毎日決まった時間に起きることがほぼなかったし、最悪、マネージャーさんが電話で起こしてくれたので、転職した当初は『大丈夫かな?』と不安もあったんです。
会社員になってから、遅刻したことはないんですけど、入社から半年ほどは『起きれなかったらどうしよう……』という緊張感や、『寝坊したらすべてが終わる』というプレッシャーと戦っていました」
「金曜日の夜」は解放感もひとしお
転職から2年超が経過して、会社員としての生活はもはや日常に。
いわゆる「花金」の意味がわかったと話す片瀬さんは「世の中は『こんなリズムで動いていたんだ』とわかるようになって、勤務があと2日になる水曜日がワクワクするし、金曜日の夜には解放感もひとしおです」と、目を輝かせる。
周囲のスタッフとは一緒にランチを楽しむなど、誰とでも分けへだてないコミュニケーションでなじむ。片瀬さんならではの「空気づくり」では、芸能界での経験も役立っている。
「いい仕事をするために『現場の空気をよくするのが一番』という考えは、昔から変わっていません。
俳優としては、スタッフさんが寝ずに準備してくださった環境で『演技させていただく立場』として、現場がピリつかないように、率先してスタッフさんとのコミュニケーションをはかっていたんです。
職場では3年目の新人ですけど、中途採用も多い会社なので、新たに入社した人に積極的に声をかけたりするのを、心がけています」
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