《女優→一般企業の会社員》片瀬那奈さん「金曜の夜の解放感が…」異例の転職3年目の"超リアルな日常"

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2021年9月に、10代からの約23年間を過ごした芸能事務所を退所。現在の勤務先であるジェイドグループ株式会社に"中途採用"で就職したのは、そこから約1年3カ月後の2022年12月で、当時は41歳だった。

「事務所を辞めて3〜4カ月ほど経ったころ、趣味ではじめたYouTubeチャンネル宛に(同社の代表取締役である)田中(裕輔)社長から『一緒に何かやりませんか?』というメッセージが届いたんです。

経済番組や著書で田中さんのことは知っていて、偶然『ロコンド』の商品も利用していたし、『この人と話したら、何か面白いことができるかもしれない』と、ピンときました」

コラボの打診で「会社員になってしまおう」と

芸能事務所を退所していたとあっても、いわゆる「元芸能人」の肩書は消えない

当初、田中社長からはYouTube上の「コラボ企画として」という打診もあったが、会社に貢献するならば「外部の人間として、中途半端にやりたくなかった。ならばいっそ、会社員になってしまおう」と考え、片瀬さんは潔く転職を決断した。

身を置く世界の違いもあったのか、入社直後は「有給休暇の制度であったり、会社員の常識が何もわからなかった」という。

しかし、新たに飛び込んだ世界には、すんなり順応できた。

「職場は部署ごとの垣根がなく、オープンな雰囲気です。たとえば、何かのプロジェクトがスタートしても、案件に適した人たちが自然とそろって進んでいく。

他の会社がどうなっているのかはわかりませんが、毎日違う時間に起きて、違う場所に行って、違う人たちと会う芸能界と似た環境だったので、なじみやすかったです」

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