絶好調で出店加速の「かつやの姉妹豚汁店」。実は「かつやと同じ肉」を使っていない、あえてスケールメリットを狙わない”深い理由”

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価格設定の根本的な解決にはまだ至っていないが、今後もベース価格は値上げせず、「今日はがんばったから、さばの味噌煮込みもつけよう」といった形で楽しく選んでもらい、その結果として客単価が上がっていくのがあるべき姿だと語った。だから、1000円を超える定食は作っていないのだと。 

(写真提供:アークランドサービスホールディングス(株)) 
食欲を刺激する香りが行き交う人の足を止める、豚肉の大鍋(写真提供:アークランドサービスホールディングス(株)) 

じわじわと店舗増加の見込み

目標として、2030年までに50店舗展開を掲げている同社。「安い」と感じてもらいやすいビジネス立地に限定せず、商業立地やビルインなど、さまざまな場所に積極的に挑戦していく。

2025年秋には、千葉にも進出予定だ。 

【もっと読む】平均2分で提供「かつやの姉妹豚汁店」の凄さとは? 千円以下で健康的な食事が取れる「ごちとん」の超速オペレーションの裏側 では、「かつやの"姉妹"豚汁店」として話題になっている「ごちとん」の凄さについて、ライターの笹間聖子さんが詳しく取材、お伝えしている。
笹間 聖子 フリーライター・編集者

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ささま・せいこ / Seiko Sasama

フリーライター、時々編集者。おもなジャンルはホテルビジネス、幼児教育、企業ストーリー。編集プロダクション2社を経て2019年に独立。ホテル業界専門誌で16年間執筆を続けており、ホテルと経営者の取材経験多数。「週刊ホテルレストラン」「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」「FQ Kids」などで執筆。企業のnote発信サポーター、ブックライターとしても活動。大阪在住。

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