「僕がもしフジの買収に成功していたら…」堀江貴文が明かす、20年前に描いていた"テレビとネットの融合"の青写真

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20年前の堀江氏はどんな構想を持っていたのだろうか(写真提供:宝島社)
6月の株主総会に向けた新役員人事で揺れている「フジ・メディアHD」。今から20年前に勃発した買収騒動を思い出す人も多いかもしれませんが、当時、ライブドアの社長としてフジテレビの買収に乗り出した堀江貴文氏は、今回の件をどう見ているのでしょうか。
20年前に堀江氏が描いていたフジテレビ買収後の「青写真」について、同氏の著書『フジテレビの正体』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

僕がもしフジテレビの買収に成功していたら

20年前、僕がもしフジテレビの買収に成功していたら、その後のフジはどう変化していたか――。

いまでもそんなことをよく聞かれる。

歴史に「もし」がないのを承知であえて振り返ってみるならば、あのとき僕がフジテレビを経営できたとして何をしていたのか。間違いなく、いわゆるサブスク(サブスクリプション=一定期間、定額のコンテンツサービス)に注力し、そのビジネスモデルを育てて収益を上げることを目指していたと思う。

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