カンニング竹山の衝撃告白「裕福だった実家の家業が倒産、自身はヤミ金堕ち」初のホームレス役で発揮した“お金で変わる人間”への深い考察

幼少期から「お金で変わる人の姿」を見てきた
今回のホームレス役は、初めて挑戦する役柄です。演技の仕事は、ネタ作りと似ていて、「ホームレスになる前は何をやっていた人だろう」ということを妄想するんです。
メガネのつるにビニールを巻いたり、細かいところですけど、監督に聞きながら人物像を作り上げていくのがすごく楽しかったですね。
「ペットボトルのキャップがお金になった」ことを自分の中で受け入れるシーンも、演じていて楽しかったです。
僕自身は、お金で変わる人の姿をいっぱい見てきました。
幼少期は父が事業をやっていて裕福でしたが、小学4年のころに倒産したんです。それまで可愛がってくれていた知り合いのおじさんたちが、「お金返せ!」とこぞって家へ怒鳴り込んでくるという体験をしました。父はしばらくいなくなって、母と6つ上の兄が対応していた記憶があります。
人は、お金によってきれいにもなるし、汚くもなる。本当の人間の優しさって何だろうという、うまく言葉にできないイメージがずっとありました。
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