注意!生命保険は「お守り」ではありません

多くの日本人は心理的な部分で間違えている

保険を「お守り」だと思っていませんか(写真: KAORU / PIXTA)

「保障」が必要な時に入り、「保障」の必要がなくなればやめる。

これが賢い保険の利用法です。一般の商品やサービスと同じです。つまり、「保障」の必要がなくなっても、保険に入り続けるのはおカネのムダ使いです。

保険をやめられない保険会社のOBたち

保険会社時代の友人たちが最近、相次いで年金生活に入り始めています。ところが、仕事を終えて老後の生活に入り「保障」の必要性がなくなったのにもかかわらず、それまで入っていた保険に、そのまま入り続けている人が結構多いのです。保険を一切やめてすっかり卒業してしまう人もいますが、むしろ少数派のようです。

保険会社の社員も、在職中はかなりの保険に入っています。終身保険、団体定期保険、がん保険、医療保険など、一般消費者と変わりありません。

そして、リタイア後に保険をやめようとしない人が多い点も、一般消費者と同じです。高金利時代に入った「お宝保険」ならば利回りのよい貯蓄なので、そのまま続けるのは分かります。そして、相続や節税対策で入った保険も目的が税金対策ですから理解できます。葬式費用として少額の死亡保険を続ける人も見受けられますが、保険料もわずかなので自由裁量の範囲でしょう。

分からないのは、現役時代に入った「保障」目的の保険をいつまでも後生大事にやめない人が多いことです。私には不思議でなりません。

保険をよく分かっているはずの保険会社の社員も、なかなか保険はやめられないのです。ならば一般消費者がそう簡単に保険をやめられないこともうなずけます。どうしていつまでも保険に入り続けるのでしょうか。

どうも保険には簡単にやめられない秘密がありそうです。

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