ぜひその土地でしかできないことや、学び得ないことをも吸収してほしいです。つまり、主体的に短期留学を考え、行動してみることです。それを採用面接で話した際、面接官の目にはCAとして独り立ちして国際的なフィールドで働くあなたの姿に映るでしょう。
日本で英語運用力を身につけるには
TOEICは英語力を示すひとつの指標にすぎないため、各航空会社は試験の際、志望する学生が英語運用力を持つか否かを確かめます。実際に、英語の面接試験をする会社もあるほどです。しかし日本で英語を学習するものにとって、運用力を身につけることはひとつの課題となっています。
では、どうすれば日本にいながら英語運用力が身につくのでしょうか。ずばり、積極的に英語に触れる環境に身を置くことです。安易な方法としては英会話スクールやエアラインスクールの英語の授業があるのかもしれないですが、教室の中では生きた英語を学ぶことは難しいです。
筆者が支援した学生の例では、海外留学生のバディーになるのが最も一般的です。学内に留学生が多いにも関わらず彼らとの交流の場が無かった大学に通う学生は、自ら英語サークルを立ち上げて1年足らずでサークルメンバーを40人に増やし、活発に英語を使って活動しています。
また、海外から多くの観光客が訪れる、浅草寺近くの個人経営のカフェで接客アルバイトをした者もいます。個人経営のカフェなため、お客様と頻繁に会話を交わすことができるのだそうです。グローバル化が進んだ今の日本では、このように日本に居ながら生きた英語を身につける場所は非常に多くあります。ましてや学生ならば、自ら動けば多くの機会を得ることができるはずです。受け身でなく、どんどん動いて力をつけて欲しいです。自ら動ける人材を、いまの航空会社は求めているのですから。
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