「海外経験なし」でCAになるための英語学習法 超人気職種「CA」就職講座<3>

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JALやANAなど国内だけでなく、海外の航空会社の採用試験でも英語力を示す指標としてTOEICを用いていることも確かです。多くの海外の航空会社は書類の段階でTOEICスコアの低い応募者を足切りするという話も聞きます。

とすれば、TOEICスコアは採用試験までにしっかり上げておきたいものです。筆者とつながりのある元航空会社採用担当者は「英語力は、本人の努力で身につけることができる。航空会社が求める基準を上回るということは、条件を満たすことで航空会社との約束を果たすという意味になる。その約束を守ってくれた人は、約束を果たす努力をしてくれたのだと判断する」とも言っています。

英語に苦手意識が強いCA志望者は意外と多い

CA志望者の中には、英語に強い苦手意識がある者が少なからずいます。いや、多数いると言ったほうがいいでしょう。そんな志望者の苦手意識がどこから来ているかを考えても意味がありません。

そういう学生は「英語が苦手なのに、国際線CAになりたいなんて矛盾している」という外部からの批判も受けているでしょうが、彼女たちはCAの国際的な働き方以外の面に魅力を感じていることが多いのです。どうか英語が苦手でも諦めることなく、積極的に継続的に英語力向上のため力いっぱい取り組んで欲しいです。

なぜなら、筆者のもとには英語が苦手な学生が多数相談に訪れ、その多くが努力してCAになっているからです。あきらめたくなる、途中で投げ出したくなる気持ちこそ英語学習、ひいてはエアライン採用試験準備の最大の敵になるのです。

ここ最近の傾向では、TOEIC、英検、TOEFLなどの英語資格試験に加えてANAがGTEC(ベネッセコーポレーションが開発した英語4技能測定のためのオンラインテスト。80分と試験時間が短く、最大受験後10日でオンライン上にスコア結果がわかるため手軽)のスコアも考慮するようになりました。ANAで働きたい方は採用試験ギリギリになってもTOEICスコアが伸び悩んでいたらGTECにチャレンジしてみるのもよいでしょう。ただし、これら採用の傾向は年々変化していることを念頭において準備してほしいです。

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