あなたの資料、「カッコイイけど内容はペラペラ」と言われていませんか?中身勝負の≪筋肉質な資料の作り方≫を凄腕ITコンサルが紹介

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PCで資料作成するビジネスパーソン
資料の見た目にこだわりすぎていませんか?(写真:mits/PIXTA) 
日々の仕事の中でつくる資料、あなたはどのくらい「視覚的効果」を意識していますか?仕事ができない人の中には、グラフや表を入れすぎたり過剰に装飾したりする人が後を絶たないとITコンサルタントの江村出さんは指摘します。
資料の中身を深めないまま、見た目だけを工夫してしまっているため、時間ばかりかかる割に成果につながっていないというのです。
ここでは、江村さんの新刊『仕事を上手に圧縮する方法 仕事時間を1/5にして圧倒的な成果を上げたITコンサル流 仕事の基本』から紹介します。

「資料の見た目」は最後のおまけ

みなさんは普段、パワポの資料をどれくらい丁寧に作成していますか? グラフを配置して見やすくしたり、オブジェクトの配置を整えたり、グラデーションを使ったきれいな体裁に整えたりすることに、多くの時間を使ってはいないでしょうか?

細かいところに凝って資料をつくると見た目がよくなり、質の高いアウトプットが出ているように思えます。しかし、あなたがより早く、より高い成果を出したいと思うならば、まずは見た目のこだわりを捨てるところから始めるべきです。

例えば「コストカットのために人員を削減する」という方針が書かれたスライドはいかがでしょうか。これは、どの企業においてもごく当たり前のことですよね。「具体的には?」「どの部署の?」「何人くらい?」「いつまでに?」という中身がなければ、どれだけ丁寧にカッコイイ資料に仕上げたとしても、ペラペラな内容であることを相手には一瞬で見抜かれてしまうものです。

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