52歳から「日本の"聖地"を巡るひとり旅」〜感じたまま導かれ3年間で日本列島を隅々まで〜【新時代の大人旅】一度は見たい絶景&聖地を求めて

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倉岳神社
天草諸島、漁民と航海の安全を祈願して祀(まつ)られた倉岳神社。穏やかな海や島々が眼下に広がる(写真:『日本の聖地を訪ねて』)
2022年1月から3年間にわたり、日本中の「聖地」を求めて隅々まで旅をしたエッセイスト・ともこさん。総距離7万kmに及んだ旅の記録は雑誌『家庭画報』で連載(計36回)され、人気を呼びました。そんな連載が一冊になった『日本の聖地を訪ねて』から一部を抜粋、再編集してお届けします。

52歳から始まる「日本の聖地を巡るひとり旅」

思い起こせば、私にとってひとり旅の始まりは高校3年生の時。小学校の修学旅行で訪れた奈良県吉野山へ、卒業レポートのために日帰り旅行をしたことが最初でした。

当時は携帯電話がもちろんない時代。記憶だけを頼りに、京都駅から近鉄電車に乗り吉野駅へ。日本最古のロープウェイに乗って吉野山に着いた時の清々しい気持ちを今でも覚えています。

当時の東海道新幹線には食堂車がついていて、帰京の際、ひとりでカレーライスを食べたこと、相席になった老紳士との旅の語らいなどは今でも懐かしく、ひとり旅でしか「聴く」ことができない心の声に、耳を傾けながらの旅でした。 

私にとって、旅への興味をかきたててくれたのは、兼高かおるさんと星野道夫さんでした。兼高かおるさんに憧れ、夢中になって見ていたテレビ番組「兼高かおる世界の旅」。

星野道夫さんがアラスカに渡ったストーリーに心惹かれ、トークイベントに参加し、アラスカの魅力を語るどこまでも澄んだ瞳を見て、大自然の魅力に取りつかれていきました。 

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