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図解で読み解く産業構造⑨「化粧品・はみがき」 "一気通貫"の販売体制で全体コストを最適化

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トラックに荷物を積み込む自動運転フォークリフト
豊田自動織機との協働で実現した「自動運転フォークリフト」(写真:花王)

特集「もうけの仕組み 2025年版」の他の記事を読む

企業がどこからどれだけ調達しているか。そしてどこに販売しているか。本特集では会社四季報記者が日頃の取材や産業連関表を基に、56業界のサプライチェーンを“見える化”した。

卸機能を内製化

衣料用洗剤、紙おむつ、スキンケアなど、生活に欠かせない製品を展開する日用品・化粧品業界。最大手である花王(4452)の製品は、国内で年間21億個使用されている。段ボール箱に換算すると、年間1人1ケースを超える消費量だ。

その化粧品・はみがきの産業構造を見ると、国内の家計消費が全体の6割超を占め、残りも中国・香港の消費者向けの輸出だ(下図)。そのため消費者へどう効率的に届けるかがカギになる。

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