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図解で読み解く産業構造⑰戸建て住宅、鉄道 飯田、JR東日本… 空運、ドラッグストアも

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どの産業と、どれだけ取引をしているのか。家計や法人への販売はいくらぐらいあるのか──。通常ではなかなか見えない取引関係を、主要36業界を事例に、産業連関表を使って図解した。

建築中の木造戸建て
(写真:ABC / PIXTA)

特集「もうけの仕組み 2025年版」の他の記事を読む

企業がどこからどれだけ調達しているか。そしてどこに販売しているか。本特集では会社四季報記者が日頃の取材や産業連関表を基に、56業界のサプライチェーンを“見える化”した。

戸建て住宅|建材や製材など木材関連の調達が多い

飯田グループHD(3291)やタマホーム(1419)、オープンハウスグループ(3288)など木造住宅が代表企業。調達は住友林業(1911)や中国木材など木材関連会社がメイン。造られた住宅は、長期的に使う固定資本になるので、需要側はすべて固定資本への投資となっている。

鉄道|利益の大きなマイナスにはコロナ禍が影響

鉄道を運営。JR東日本(9020)やJR東海(9022)が大手。供給はグループ会社で行っている車両修理やゴミ処理などの廃棄物処理、電気などが多い。コロナ禍で巨額赤字に陥ったほか、設備産業であるため減価償却が大きい。需要は家計消費が半分強で、この中に企業の交通費なども含まれる。

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