有料会員限定

図解で読み解く産業構造⑱介護、病院、中食 ニチイ、SOMPO、ハークスレイ… アパレルも

✎ 1〜 ✎ 32 ✎ 33 ✎ 34 ✎ 35
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

どの産業と、どれだけ取引をしているのか。家計や法人への販売はいくらぐらいあるのか──。通常ではなかなか見えない取引関係を、主要36業界を事例に、産業連関表を使って図解した。

高齢者に手を添える介護職員
(写真:pearlinheart / PIXTA)

特集「もうけの仕組み 2025年版」の他の記事を読む

企業がどこからどれだけ調達しているか。そしてどこに販売しているか。本特集では会社四季報記者が日頃の取材や産業連関表を基に、56業界のサプライチェーンを“見える化”した。

アパレル|中国、ベトナムからの輸入品が圧倒的

別記事「分業型の課題を克服した一気通貫『SPAモデル』」で解説したように、ファーストリテイリング(9983)やしまむら(8227)など多彩な企業が存在する。産業構造は中国を筆頭に輸入が大半を占め、需要側である販売先も家計消費がメイン。ただし、自衛隊や警察を含む公務、金融など、制服の需要が一定程度業界を支えている。

中食|調達は肉やコメが主要な食材、販売は家計

持ち帰り弁当など中食産業を指す。プレナスやハークスレイ(7561)、ロック・フィールド(2910)などが代表例。供給は日本ハム(2282)の食肉や、コメ(精穀)、味の素(2802)などの調味料の金額が大きい。需要はほとんどが家計消費となっている構造。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD