どの産業と、どれだけ取引をしているのか。家計や法人への販売はいくらぐらいあるのか──。通常ではなかなか見えない取引関係を、主要36業界を事例に、産業連関表を使って図解した。
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(写真:青空 / PIXTA)
企業がどこからどれだけ調達しているか。そしてどこに販売しているか。本特集では会社四季報記者が日頃の取材や産業連関表を基に、56業界のサプライチェーンを“見える化”した。
冷凍食品|食肉や畜産、魚介などの食材調達が多い
冷凍食品を製造・販売し、ニチレイ(2871)、ニッスイ(1332)、味の素(2802)が業界の3強だ。調達は食肉や畜産食料品、冷凍魚介類などに広がる。需要は飲食店などの外食や中食向けの業務用と、家庭用が2大用途。直近の生産金額はコロッケ、ギョーザ、カツなどが多い。
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清涼飲料|需要の多くは家計消費向け
飲料品を製造・販売する。大手は日本コカ・コーラ、サントリー食品インターナショナル(2587)など。調達は牛乳などの酪農品、茶・コーヒー、東洋製缶グループHD(5901)などが手がけるペットボトル容器が主。需要の8割超は家計消費で、次いで日本マクドナルドHD(2702)といった飲食店向けが多い。
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