有料会員限定

図解で読み解く産業構造⑯放送、新聞、印刷 日本テレビ、TOPPAN、大日本印刷… 建設も

✎ 1〜 ✎ 31 ✎ 32 ✎ 33 ✎ 34
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

どの産業と、どれだけ取引をしているのか。家計や法人への販売はいくらぐらいあるのか──。通常ではなかなか見えない取引関係を、主要36業界を事例に、産業連関表を使って図解した。

新聞を読む男性
(写真:ヒロサカ / PIXTA)

特集「もうけの仕組み 2025年版」の他の記事を読む

企業がどこからどれだけ調達しているか。そしてどこに販売しているか。本特集では会社四季報記者が日頃の取材や産業連関表を基に、56業界のサプライチェーンを“見える化”した。

放送|NHKは家計消費が、民放は広告が支える

公共放送のNHKと、日本テレビHD(9404)やフジ・メディア・HD(4676)など民放で構成される産業。供給の産業部門は東北新社(2329)はIMAGICA GROUP(6879)といった映像制作や対事業所サービスが多い。需要では、公共放送は家計消費の受信料が、民放は広告が支える構造となっている。

新聞|家計消費の購読料の比率は意外に低め

読売新聞グループ本社や朝日新聞社などが中核。調達は王子HD(3861)や日本製紙(3863)など製紙業界、印刷は自社系列や同業他社に委託するケースが多い。需要は購読料である家計消費が最も多い(約3割)が、広告やニュースを使ったさまざまなサービスを提供するような対事業所サービスも大きい。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD