どの産業と、どれだけ取引をしているのか。家計や法人への販売はいくらぐらいあるのか──。通常ではなかなか見えない取引関係を、主要36業界を事例に、産業連関表を使って図解した。
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(写真:ぶーしー / PIXTA)
企業がどこからどれだけ調達しているか。そしてどこに販売しているか。本特集では会社四季報記者が日頃の取材や産業連関表を基に、56業界のサプライチェーンを“見える化”した。
筆記具・文具|需要は事務用品が圧倒的
パイロットコーポレーション(7846)と三菱鉛筆(7976)が国内の大手。供給ではネットなどの広告、ボディーやキャップに使うプラスチック製品の比重が高い。生産地であるアジア圏からの輸入も多い。需要では、販売は事務用品が大半。高品質を背景に、米国や中国にボールペンなどが輸出されている。
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玩具|中国からの輸入と、家計向け販売が主
バンダイナムコHD(7832)とタカラトミー(7867)、任天堂(7974)が国内大手メーカー。供給は中国からの輸入が多くを占める。また産業部門は、おもちゃを動かす集積回路などの半導体、液晶パネル関連がメインだ。販売先は家計消費が大きいが、学校向けなどの需要も一定比率で存在する。
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