「子育てに全集中」の私が"毒親"だと気づいた瞬間 愛情満点、素晴らしい親になれると思っていた

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そうして検査を続けていくなかで、私たちの子育ての仕方が、どうやら上手ではないらしいことがわかってきました。

焦った私たちは、楽観的な思いこみを捨てて、イチから子育てを学び直しました。

幼児教育や教育経済学、発達心理学、発達障害とその対応など、学べば学ぶほど、自分たちの「育児が下手」だったことがわかりました。

とくに、妻よりも私のほうが、圧倒的に下手でした。

自分は育成が下手という認識がないことが、大きな問題であると気づいたのです。

親の関わり方が変わると、子どもの発達が劇的に変わる

何が問題だったのか、数え上げたらキリがないのですが、結論を言うと、その月齢の発達に最適な遊び・学びをさせてあげられていなかったことが最大の失敗ポイントでした。

専門家からすると、絶対にやるべきではないことをたくさんしていたのです。

子どものために、良かれと思ってやっていたことが、逆効果だったこともたくさんありました。

徹底的に学び直し、子どもへの遊び方・学び方に関する「親の関わり方」を変えたところ、子どもはめきめきと成長を遂げ、4歳の頃には発達の遅れを取り戻し、自閉症の心配はほぼないでしょうと診断されるようになりました。半年ほどの遅れが見られていた発達レベルも、6歳時点での知能テストでIQ147をとるなど、普通よりも高いというところまでになりました。 
もしも、あのとき、「親の関わり方」を変えていなかったら、と思うとゾッとします。

親の関わり方次第で、子どもの育ち方がまるで変わるということを実体験するに至ったのです。

そして私の間違いの根本にあったのは、振り返ってみると、「ビジネスではできているのに、子育てになるとできなくなること」でした。

つまり、仕事やビジネスにおける部下育成ではやれていることが、子育てになるとできていないことだったのです。

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アルファポリスビジネス編集部

アルファポリスはエンターテインメントコンテンツのポータルサイト。小説、漫画、書籍情報などを無料で配信。最近はビジネス系の記事にも力を入れている。

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