「子育てに全集中」の私が"毒親"だと気づいた瞬間 愛情満点、素晴らしい親になれると思っていた

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
子育てする夫婦
“自分は素晴らしい親になれる”と、楽観的に子育てに挑んでいたのに……(写真:kouta/PIXTA)
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「上司1年目は“仕組み”を使え!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

「自分は子育てが上手い」と思いますか?

皆さんは、子育てが上手でしょうか?

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

いままさに子育て中の方であっても、すでに子育てを終えた方であっても、あまり考えたことがない問いかもしれません。

とはいえ、自分の子育てが上手いのか、下手なのか、はっきりとした自覚はなくとも、なんとなく子育てはうまくやれるだろうくらいには考えている楽観的な方が多いのではないでしょうか。

私がまさにそうでした。

自分の親がしてくれた子育てを、自らが子として体験してきたので、親が自分を育てられたのだから自分もできるだろうと勝手に思いこんでいました。

しかも、私は組織開発のコンサルティングを20数年にわたって経験してきており、クライアントの部下育成を、それこそ何万人と指導してきています。

自ら部下を持って育成したこともたくさんありますし、部下を飛躍的に成長させたという実績もあります。

そのため、「自分は育成ができる」「育成は得意なほうだ」と安易に考えており、子どもができたときも、よし、子育て頑張るぞと、なんとなく自分は子育てが得意であるという自覚のもと、子育てに挑んでいました。

次ページ問題に気づいたのは、1歳半検診の頃
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事