非ネイティブエリートは少ない英単語を駆使する まじめな日本人は難単語を追いかけがち
例文のような、「we are working to improve」などの表現は、努力をしっかりと行っている印象を与えます。
一方、「strive」は少し力が入りすぎている感じを与えることがあり、「work」の方が軽やかで自然に響くことがあります。
続いて、chargeの使いこなし方を見ていきましょう。
charge 請求する/負わせる/任務……
実はchargeもにこんなにもたくさんの意味があり、難しい単語を使うよりも、この一つでとても応用が利く単語なのです。1つずつ見ていきましょう。
・コアイメージ:入れ物を何かで満たす・負担を負わせる
chargeは「入れ物を何かで満たす」「負担を負わせる」のイメージが軸で、意味のバリエーションが少し複雑かもしれません。でも、根底は「満たす」というもの。そこから「請求する」「負わせる」「任務」など、文意に沿って、さまざまな表現を理解すると良いでしょう。
・表現できる意味①:請求する(bill)
「請求する」の難しい単語はbillです。「請求する」はbill【billed】を使わなくてもcharge【charged】で表せます。なので、The contractor charged us for the additional work.と言うのが良いでしょう。
難単語 The contractor billed us for the additional work.
➡
言い換え The contractor charged us for the additional work.
・表現できる意味②:負わせる(burden)
負担を「負わせる」を意味する動詞は、burdenです。burdenもchargeで、代用が可能です。We should not charge our employees with too many tasks.と、言い換えることができます。
難単語 We should not burden our employees with too many tasks.
➡
言い換え We should not charge our employees with too many tasks.
・表現できる意味③:任務(mission)
「任務」の難しい単語は、missionです。ここでのmissionも、同じ名詞として、chargeを使うことができます。The team’s charge is to complete the project.と直しても、「チームの任務」の表現は変わりません。
難単語 The team’s mission is to complete the project.
➡
言い換え The team’s charge is to complete the project.
例文にある「burden」などはややフォーマルな語彙であり、場合によっては表現が堅苦しくなることがあります。
一方、「charge」を使うと、簡潔でわかりやすい表現となり、親しみやすい印象を与えられます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら