勉強は「どうせ忘れるんだから精神」で続けると伸びる。365日学習するサッカー通訳者が伝授する「気持ちが楽になる学習法」とは?

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最高の英語学習法の見つけ方
何かを覚えるときは、一発で覚えようとはせず、出合う回数を増やすことが大事です(写真:ELUTAS/PIXTA)
資格やTOEICのために勉強しても、覚えたことをすぐに忘れてしまい挫折してしまう。実は何かを覚えるときは、一発で覚えようとはせず、出合う回数を増やすことが大事なのです。
そのような学習法の秘訣を、英語力ゼロから365日学習を続け、サッカー通訳者になった酒井龍氏の著書『最高の英語学習法の見つけ方』より一部抜粋・再編してご紹介します。

「どうせ忘れるんだから精神」を常に持つ

英語力において、絶対に欠かせないもの。それは英単語力です。

今まで単語の覚え方について数多くの回り道をしました。そして、最終的に僕がたどり着いた方法が「単語帳爆速回し」です。

これは一言で言うと、1冊の英単語帳をとにかく爆速で回して、とにかく何度も単語に出合うという学習法です。方法は以下の通り。

1 英単語と日本語の意味を眺める(1単語10〜30秒)
2 例文を音読する
3 次の単語に進む
4 1〜3をひたすら繰り返す

ポイントは、「どうせ忘れるんだから精神」を常に持つこと。

英単語を一発で覚えようとはせず、とにかく何度も単語に触れて出合う回数を多くするという方法です。

僕は高校時代、「単語を一発で覚えてやる」と気合を入れて、高校3年生の7、8月を全て『システム英単語』(以下「シスタン」)ノート書き殴りに費やしました。しかし、その日は覚えても1週間もすれば記憶の彼方。

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