40代以降は「休日の質」が仕事の明暗も分ける理由 自分にとっての「理想の休日」を探る必要性

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要は、短期的な戦いでないがゆえに、長期にわたってパフォーマンスを上げられるように、自分自身のフィジカルそしてメンタルのケアが大切、という事だ。

一瞬だけやり遂げて燃え尽き症候群のようになってしまたり、ケガで故障のような事にならないように、日ごろからフィジカルやメンタル面での自分自身によるケアが大切、という事だ。

よりオフが重要になる40代、50代

20代や30代の前半のような、まだまだ体力も気力もある、という状況においても適度な息抜きというかオフの時間を持つことはもちろん大切だが、40代、50代のようにまだまだパフォーマンスが大きく求められるし、重責についている一方で、体力なんかが若い頃よりも落ちてきた、という年齢のビジネスパーソンこそよりオフが重要になってくる。

むしろその重要性に気が付いていないといきなり戦線離脱、のような事になりかねず、若い頃と違ってやり直しが効くというわけでもない事と相まって、それこそ取り返しのつかない事になる可能性すらある。

だからこそ、第一線でいる為の自分メンテナンス、つまり「オフの質の向上が、オンの質の向上にダイレクトにつながる」のである。

ではいったいどのようなオフが求められるのか?

オフや休日というと、寝て過ごすとか趣味の時間に充てるとか、友人知人と飲み歩くとかいろいろと想像する事ができるだろう。

しかしながら、あるべきオフの正解というものは存在しない。

言い換えると、万人に当てはまる教科書的な正解がなく、誰かのオフをまねすればokというわけではない、という事だ。

つまり、オフの時間こそ想像力や個性、工夫が求められる、という事だ。

下手な話仕事はポジションや仕事内容によっては自分がやるべき事やゴールを誰かが設定してくれたり、という事もあるだろう。

ただし、自分自身のオフの時間はそういうわけにはいかず、誰かが自分自身にとっての最適なオフの過ごし方を教えてくれるわけではない。

もちろん「私はこうやってオフを過ごしています」と言ってくれる事はあるだろうが、それはあくまでもその本人にとっての最適解であり、自分自身にとっての最適解ではない、という事だ。

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