「年末年始」の気が重い"3大習慣"はそろそろ卒業 思い切ってやめればヤキモキした気分も解消

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「やめる」という推進力が、人生の後半を変えてくれるという(写真:HBS/PIXTA)
取引先との年賀状のやりとりや、お世話になった親戚へのお歳暮など……、もう何十年も続けている惰性のお付き合いが、そろそろ面倒になってきたと感じている人も多いかと思いますが、元結不動密蔵院住職の名取芳彦氏は、「期間限定の風習として行われている付き合いじまいをすれば、年末恒例のヤキモキした気分も解消」するといいます。
※本稿は、名取氏の著書『60歳を過ぎたら面倒ごとの9割は手放す 我慢してばかりの人生から自由になる54の教え』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

心を込めて最後の1枚を送る「年賀状じまい」

年賀状は、直接会えない遠方の方に新年の挨拶を送るためのものでした。1年のはじまりに、相手の多幸を祈りつつ、つつがなく過ごしている自分の近況を報告する意味もあります。

しかし、年賀状のやりとりが重荷になったり、わずらわしく思ったりするようになっているのなら、いさぎよく"年賀状じまい"をしてもいいでしょう。

年賀状をやめても、相手との関係性がなくなってしまうわけではありません。季節の変わり目や暑中など、気分が向いたときに、簡素な近況報告や相手の健康を祈る一文を添えたハガキを送るだけでも、こちらの気持ちは充分通じます。その際には、相手の負担を考慮して、「返信は不要です」の一言を末尾に添えられたら、よりよいですね。

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