「歩く百億円」88歳社長の加齢を遠ざける考え方 人の意見を聞いたら肝心なところで「勝てない」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
90歳間近となった今も衰えを知らず(骨年齢20歳、臓器年齢20代前半、髪ふさふさ、虫歯なし!)で、バリバリ活動を続ける吉川幸枝さん(写真:吉川さん提供)
「人間だって、ワインだって、熟したほうがイケてるわ!」と言うのは、「歩く百億円」と呼ばれている吉川幸枝さん。
「90歳で一番イケてる自分を作る」と豪語する吉川さんは、かつて「¥マネーの虎」などのテレビ番組で人気者になり、88歳となった今も現役で社長業をこなすスーパーおばあちゃんです。
90歳間近となった今も衰えを知らず(骨年齢20歳、臓器年齢20代前半、髪ふさふさ、虫歯なし!)、昼夜を問わずバリバリ活動を続ける吉川さんに、加齢を遠ざける思考法として、自分を老け込ませてしまう「3つのNG」を教えていただきました。本稿は、『人生は80歳からがおもしろい』より、一部抜粋・再構成のうえお届けします。

120歳まで生きるつもり

〈NG行為①〉「歳をとる=悪いこと」だと考える

私は120歳まで生きるつもりで、人生設計をしています。今88歳だから、まだあと30年以上の時間があるつもりで。

たわけたこと(バカなこと)言って、そんな歳まで生きられるはずがないじゃない! って思うかもしれませんけど、実際に120歳まで生きられるかどうかは問題じゃないの。

そういうつもりで、人生に先があると思って生きたほうが楽しいんじゃないでしょうか。

歳をとるとどうしたって、肌艶も衰えるし、体の動きも鈍くなる。

今まで当たり前にできていたことができなくなったり、衰えてきたりすると、どうしてもそっちに気がいきますけど、「歳をとる」って悪いことばかりじゃないの。

これまでにウン十年と積み上げてきた経験があるはずだから。

次ページ90歳は人生の終点じゃない
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事