「歩く百億円」88歳社長の加齢を遠ざける考え方 人の意見を聞いたら肝心なところで「勝てない」

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これは一例ですので、「マイナスの感情をプラスに置き換える」というイメージを持ってください。負の感情は、心にとどめたままにしても、いいことはありません。

イメージとしては、こんな感じの心持ちでいればいいのです。

自分の不満(相手が自分の要望を満たしてくれない)< 相手へのキモチ(会いたい、話したいと思う感情)

もちろん、疎遠な相手に、こちらから連絡するのは気が引けます。

連絡しても、相手が素っ気ない対応をすることもあるかもしれないし。

たとえ身内であっても、気遣いや感謝を持って接する

だけど、「相手のほうから連絡してほしい」「手土産の一つも持って訪ねてほしい」と思うのは、やはり身勝手というものじゃないかしら。

若い人が、自分から年寄りを楽しませたい、喜ばせたいと思うなんて、そもそもありえない話なんだと思っておくくらいが、ちょうどいいです。

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これまで何くれとなく子や孫の世話をしてきた、仲良く交流してきたというなら、話はまた別ですよ。

そういう関係性があるのなら、向こうも「仲良くしよう」「こちらから連絡してサービスしよう」という気持ちにもなるでしょう。

もしも、自分でそういう関係性を作ってきたつもりでも、実際に向こうから訪ねてきてくれるわけでないなら……何かの行き違いで、うまくいかなかったのでしょう。

一旦そう受け止めて、これからどう仲良くしていくかを考えるべきよね。

「どうして身内に対して、そんなに気を遣わなきゃいけないの?」って思う人もいるでしょうけど、たとえ身内であっても、気遣いや感謝を持って接するのが肝要かと思います。

時間を作っては電話したり、ちょっとした手土産を持参して近況を聞いたり。

こちらがそんな接し方をすると、相手も心を開いてくれるものです。

吉川 幸枝 よし川代表取締役社長

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よしかわ さちえ / Sachie Yoshikawa

88歳の現在も現役社長を務める。骨年齢20歳、臓器年齢20代前半、血管年齢子ども、髪ふさふさ、虫歯なし。歯に衣着せぬトーク力と、数々の大きな宝石を身にまとうスタイルで「¥マネーの虎」をはじめ、多くの番組に出演。メディアで人気者になり、「歩く百億円」と呼ばれるように。愛知県出身。13人きょうだいの末っ子として生まれる。幼いころは、おにぎり一つも食べられない生活の中で、母の料理上手なところを学び、それをヒントに「美味しいものを売るほど食べてみたい」と飲食業を開始。日課は1日3枚の名刺を人に渡すこと。趣味は「大声ウォーキング」、「男はつらいよ」「暴れん坊将軍」鑑賞など。

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