「歩く百億円」88歳社長の加齢を遠ざける考え方 人の意見を聞いたら肝心なところで「勝てない」
これは一例ですので、「マイナスの感情をプラスに置き換える」というイメージを持ってください。負の感情は、心にとどめたままにしても、いいことはありません。
イメージとしては、こんな感じの心持ちでいればいいのです。
自分の不満(相手が自分の要望を満たしてくれない)< 相手へのキモチ(会いたい、話したいと思う感情)
もちろん、疎遠な相手に、こちらから連絡するのは気が引けます。
連絡しても、相手が素っ気ない対応をすることもあるかもしれないし。
たとえ身内であっても、気遣いや感謝を持って接する
だけど、「相手のほうから連絡してほしい」「手土産の一つも持って訪ねてほしい」と思うのは、やはり身勝手というものじゃないかしら。
若い人が、自分から年寄りを楽しませたい、喜ばせたいと思うなんて、そもそもありえない話なんだと思っておくくらいが、ちょうどいいです。
これまで何くれとなく子や孫の世話をしてきた、仲良く交流してきたというなら、話はまた別ですよ。
そういう関係性があるのなら、向こうも「仲良くしよう」「こちらから連絡してサービスしよう」という気持ちにもなるでしょう。
もしも、自分でそういう関係性を作ってきたつもりでも、実際に向こうから訪ねてきてくれるわけでないなら……何かの行き違いで、うまくいかなかったのでしょう。
一旦そう受け止めて、これからどう仲良くしていくかを考えるべきよね。
「どうして身内に対して、そんなに気を遣わなきゃいけないの?」って思う人もいるでしょうけど、たとえ身内であっても、気遣いや感謝を持って接するのが肝要かと思います。
時間を作っては電話したり、ちょっとした手土産を持参して近況を聞いたり。
こちらがそんな接し方をすると、相手も心を開いてくれるものです。
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