「歩く百億円」88歳社長の加齢を遠ざける考え方 人の意見を聞いたら肝心なところで「勝てない」
「歳をとると、人間丸くなる」と言いますね。
意地を張らず、我を通さず、若い人の言うことに従って、大人しく穏やかでいるのが、いい年のとり方のように言われますね。
でも、「それは大間違い」と思っています。
自分が「こうだ」と思ったら、意地を張っていい、我を通してもいい。
多少否定されたくらいで、自分の意見を曲げる必要なんかないのよ。
成功者はみんな「自分勝手」
私は、成功した経営者や、凄腕の職業人たちにたくさん会ってきたけど、みんな揃いも揃って「自分勝手」です。人の意見なんか聞きやしません。
だって、人の意見を聞いたり、いろんな人の立場を慮(おもんぱか)ったりしていたら、肝心のところで「勝てない」から。なぜなら、力が緩んで自分の底力が出せないじゃないですか。人生も、これと一緒です。
「そんな自分勝手を言っていたら、みんなに嫌われない?」
「わがままでガンコな年寄りだと思われて、周囲が逃げていってしまわない?」
そう思うかもしれませんが、そんなことないです。
本人が一生懸命に考えて、腹をくくって決めたことなら、それは正しいんです。
正しい姿だと受け止められれば、誰も嫌ったり、自分の元を去ったりしないものですよ。
大事なのは、熟慮の上の言動なのかどうか、ということです。単に、自分の欲に正直なだけでは困りますから。気合を込めて、「やあ、やあ!」と切り込む力が大切です。
「自分のために地球がある」くらいに思って! まわりの環境を変える自分でなくちゃいけない。環境におびやかされるような人生はバカみたいです。
自分勝手に生きて、まわりにもそれを認めてもらえる環境となれば、そんなおもしろい毎日はないんじゃないでしょうか!
無料会員登録はこちら
ログインはこちら