自己肯定感の低い自分が変わる「シンプルな習慣」 鏡に映る自分と向き合う時間を一瞬だけ作る

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(写真:Graphs/PIXTA)
2024年は心機一転、「自らを大きく飛躍させたい」と願う人もいることでしょう。一方、その思いとは裏腹に、「そんな自信はない」という人もいるのでは? そこでこれから、自らをがらりと変えるためのシンプルな毎日の習慣をお伝えしようと思います。たった5日間続けるだけで十分な変化を感じられるはずです。アメリカで大ベストセラーとなった、女性司会者のメル・ロビンズ氏の著書『毎朝の1秒が人生を好転させる! 魔法のハイタッチ』から一部を抜粋し、自分を変える習慣を紹介します。

自分自身に対する向き合い方を劇的に変える「ハイタッチの習慣」

少し前のこと、私はとあるシンプルな発見をしました。このとき発見したものに、私は「ハイタッチの習慣」という名前を付けました。この習慣は、人生の中で最も重要な人間関係、そう、自分自身との付き合い方を見事に改善してくれるものです。

すべてが起きたのは、ある朝のことでした。バスルームで歯を磨きながら鏡の中に映る自分の姿に視線を移した瞬間、心の中で「うわぁー‼」と叫んでしまったのです。そしてそのすぐあとから、自分の容姿についてのあら探しを始めました。

目の下のくすみ、尖ったあご、左よりも右の乳房が小さめだという事実、たるんだお腹の皮膚……。ブラジャーを着ける間もなく、私はこれらすべての物事に完全に打ちのめされていたのです。

ちょうどあの時期、私はむちゃくちゃに忙しい数カ月間を過ごしていました。そのため、ストレスの量は半端ではありませんでした。色々なことに気配りをしながら、周囲の人や物事すべてに慎重に対応しなくてはならなかったのです。

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