「小惑星探査」や「火星移住」などのニュースから、UFO、宇宙人の話題まで、私たちの好奇心を刺激する「宇宙」。だが、興味はあるものの「学ぶハードルが高い」と思う人も少なくない。
知らなくても困らない知識ではあるが、「ブラックホールの正体は何なのか」「宇宙人は存在するのか」など、現代科学でも未解決の「不思議」や「謎」は多く、知れば知るほど知的好奇心が膨らむ世界でもある。また、知見を得ることで視野が広がり、ものの見方が大きく変わることも大きな魅力だろう。
そんな宇宙の知識を誰でもわかるように「基本」を押さえながら、やさしく解説したのが、井筒智彦氏の著書『東大宇宙博士が教える やわらか宇宙講座』だ。「会話形式でわかりやすい」「親子で学べる」と読者から称賛の声が届いている。
その井筒氏が、人々が宇宙を目指す「7つの理由」について解説する。
そもそも、なぜ人類は宇宙を目指すのか?
地上から遠くの星を探索する天文学者、地球を飛び出す宇宙飛行士、宇宙飛行士や人工衛星を宇宙に送り込むロケットエンジニア……。
いまこの瞬間にも、たくさんの人が宇宙に向けて動いています。
とくに最近は、ロケットの打ち上げが盛んになっています。先日(11月4日)、JAXAが新型ロケット「H3」4号機にて
そもそも、なぜ人は宇宙を目指すのでしょうか? そこにはどんな思惑が絡んでいるのでしょうか?
ここでは、大きく「7つの理由」を挙げて解説していきます。
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