「健康診断」を舐めている人を3年後に襲う悲劇 受ける人と受けない人の30年後は大違い
健康診断が大嫌いなT氏の場合
「今年もまたアレの季節か……」
H社のTさん(58歳)は11月になると憂鬱で仕方がありません。年に一度の健康診断を受けなくてはならないからです。
「健康診断の日に急に出張が入らないかな」「去年も受けたんだから、今年は受けなくていいんじゃないか」など心の中では「なんとか逃げられないか」とムダな画策を試みます。
なぜTさんが健康診断を忌避するかというと、毎年いろいろな問題を指摘されるからです。「問題あり」マークが付いてくるのは「血圧」「コレステロール」「血糖値」「肝機能」「尿酸値」「肥満度」など。結構あります。
しかし問題はここからです。Tさんは結果の通知が来ても「血圧もコレステロールも相変わらず高いな」「γ‐GTPもよくないな、まあ少し酒を控えればいいか」などとチラ見するだけでさっさとしまいこんでしまうのです。再検査のマークがあっても「いつものことだから」とスルー。もちろん家族にも見せません。



















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