就活後半戦は、「ハローワーク」を活用せよ

内定率が高くても焦りは禁物

説明会には多くの学生が集まった

8月27日、東京労働局は新宿の新卒応援ハローワークで「学生のための合同企業説明会」を開催した。新宿の新卒応援ハローワークでは今年初めての合同企業説明会(合説)となる。

大手企業はリクナビやマイナビの合説に参加し、中小企業はハローワークの合説に参加しうるというすみ分けができている。8月1日から2016年卒の就活が本格的にスタート、約1カ月経過して大手企業の採用が一段落したタイミングで、ハローワークの合説の開催となった。

今回の合説は時間で前・後半に分けられていて、前半と後半で参加企業が入れ替わる。参加企業は合計50社。中小の企業や団体がほとんどだが、東証1部上場企業も数社参加していた。

参加学生数は、前・後半合わせて450人。各ブースには多くの学生が集まり、会場は熱気に包まれた。

ハローワークは予約を取りやすい

会場にいた東洋大学の学生は「大学のキャリアセンターもよくやってくれるが、混んでいるのでカウンセリングの予約を取るのがたいへん。ハローワークは予約を取りやすいので、最近はハローワークに来ることが多い」という。

中央大学の学生は「キャリアセンターが八王子にあるのは不便。ハローワークのほうが訪問先企業に近くて利用しやすい」と利便性を強調した。郊外のキャンパスに通う学生にとっては、都心にあるハローワークの方が就活の途中に立ち寄ることができて便利だ。

参加していたのは、採用したくても学生からのエントリーが少なくて苦労している企業が多かったが、学生に人気のある企業もあった。

世界的な総合モーターメーカーの日本電産は、7月までの内定数をわざと採用予定人数の8割にとどめて、8月以降に残りの2割を採用しようしている。早めに選考を始めていても、後半に採用枠を残している企業は日本電産だけではない。

今回は合同企業説明会ということで学生は説明を聞くだけだが、ハローワークでは9月に合同面接会を開催する予定だ。

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