就活後半戦は、「ハローワーク」を活用せよ 内定率が高くても焦りは禁物

✎ 1〜 ✎ 46 ✎ 47 ✎ 48 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
8月27日、東京労働局主催の「学生のための合同企業説明会」が開催された

8月1日に2016年卒の採用選考が解禁されてから1カ月以上が経過したが、学生の就職活動はまだ続いている。リクルートキャリアの調査によると、8月1日時点での内定率は65.3%。2015年卒の選考解禁日(4月1日)の内定率18.5%と比較すると、今年は異常に高い。8月15日時点では1日から5.3ポイント上昇して70.6%となっており、かなり早いペースで選考が進んでいることがわかる。しかし、その一方で、1社も内定が取れずに就活中の学生もいる。さらに、内定取得者の38.2%は就活を続けている。

就活全般は早いペースで進んでいるが、就職を希望する学生の半数以上は就活継続中だ。就活期間が長引き、学生達は疲れ果てているが、これからチャンスはあるのだろうか。8月15日時点で70.6%と聞き、早くも今年中の就職をあきらめて、就職浪人を検討する学生もいるようだ。

ハローワークも新卒の就活を支援

青山学院大学では8月31日から大手企業中心に20社以上の企業説明会を行った。予定採用数を確保できない大手企業が、学内での説明会を強く要望しているようだ。

東洋大学でもいまだに求人票を持ちこむ企業が多いため、採用意欲の高い企業を招いて、随時、説明会を開催する予定だ。各大学では就活中の学生をフォローするためにいろいろな手段を講じている。

次ページハローワークの合同説明会の特徴とは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事