「ほぼ無理ゲー」難関大合格が高校生には酷な事情 試験内容と環境がひと昔に比べて大きく変化

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試験を受ける学生たち
大学入試の難易度は、数年前と比べてどのように変化しているのでしょうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)
近年は、ひと昔前に比べて、大学の進学率と上位大学の難易度が上がっています。個別指導塾塾長の小林尚氏と推薦入試専門推進塾塾長の橋本尚記氏に、最新の大学入試事情について聞きました。
※本稿は小林尚・橋本尚記著『提出書類・小論文・面接がこの1冊でぜんぶわかる ゼロから知りたい 総合型選抜・学校推薦型選抜』から一部抜粋・再構成したものです。

大学進学者は増えているか減っているか

みなさんの周りで「大学入試なんて簡単だよ!」という先生や先輩は見たことがないですよね。むしろ、「入試は大変なんだ!」「受験は早くから準備しないと間に合わないぞ!」と、高校生のみなさんはあおられているくらいです。……実際はどうなのでしょうか。大学入試の難易度は、数年前と比べてどのように変化しているのか、確認をしていきましょう。

早速ですが、大学の進学者数にかかわるクイズを出します。読み進める前に、かならず考えて、答えを1つ選んでくださいね。

Q.2013年度の大学進学者数は約60万人でした。
では10年後の2023年、約何人が大学に進学したでしょうか?
➀52万人   ➁58万人   ➂62万人
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