しっかりしている子ほど、実は自己肯定感が低い
思春期の子どもの心はさまざま揺れ動きます。特に、体と心が成長する小学校高学年から中学生の頃はそれが顕著になるときもあります。しかし、単に思春期という時期だけが原因とは限りません。関さんのお子さんは、おそらく家庭内のあることが原因でそのような状態になっていると推測されます。
これまで筆者が4500人以上の子どもたちを直接指導し、1万3000人の親御さんからの相談を受けてきた中で、関さんのようなケースがいくつもあることに気づきました。それが次のことです。
「もともとできる子、しっかりしている子は、実は自己肯定感が低いこともあります。この子は大丈夫と思って放っておく子ほど、実はコミュニケーションを求めています」


















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