大阪に爆誕「うめきた公園」があまりに凄かった件 グラングリーン大阪は再開発の転換点になるかも

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ここは、今回の再開発の目玉ともなる場所だ。まず、驚くのはその広さ。公園全体は約4万5000㎡の広さを誇り、駅に直結する都市型公園としては、世界最大規模の大きさになるという。

ちなみに約4万5000㎡は、東京ドーム1個分とほぼ同じ大きさ。ビルがひしめく大阪駅の近くに、このサイズの緑地が出現したこと自体、驚く要素の一つだろう。

うめきた公園
大阪都心とは思えないぐらい、緑に囲まれている(筆者撮影)

公園自体はサウスパークとノースパークの二つに分かれている。サウスパークのほうに噴水広場と芝生広場があって、芝生広場は約5100㎡にわたる。私は数回、同地を訪れたが、平日の午後でも、多くの人がこの芝生に寝っ転がって過ごしていた。

うめきた広場
芝生で寝そべる人々。外国の公園みたいだ(筆者撮影)

夏だとだいぶ暑いのでは……?と思われるかもしれないが、日陰の芝生は予想以上に涼しく、夏でも十分過ごしやすい。だからみんな寝そべっているのだろう。

寝そべる人々の視線の先には噴水広場がある。そこでは多くの子どもたちが水遊びをしている。少子高齢化が叫ばれて久しいが、ここには驚くほどたくさんの子どもがいて、大阪だけは少子高齢化が進んでいないのでは!?と思ってしまうほどだ。

夏に水遊び。最高だ(筆者撮影)

うめきた公園のキーワードは「開放性」だ

このように人々を集めているのは、ひとえにうめきた公園が持つさまざまな意味での「開放性」にあるのではないか。

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