それができてくると、やるべきことは、実はすぐやってしまうのが、いちばん簡単でラクな方法だということを実感できるでしょう。すぐにやれば簡単なのに、あと回しにすることで難しくなってしまうのはよくあることです。
提出書類の締め切り3日前に、リマインドしてあげるといいでしょう。直接、口頭で伝え、さらにメールするなど複数の方法で伝達すると、確度も上がります。
また、いちばん効果的なのは大きめの目立つ色のメモに書いて渡すこと。ADHDの人は聞いたことを忘れがちなので、「見える化」することが効果的です。
事務的なことをサクサク進めるコツ
1. やる気スイッチを入れる方法をもつ
「めんどうくさい」から脱出するために、それをすると「こんないいことがある!」ということを考えてみましょう。それがモチベーションになります。
もしメリットが見つからないのなら、しないと困ることを考えてみて。その逆がメリットになるというわけです。そうして、やる気スイッチを入れてみましょう。
自分の気分を盛り上げるため「~したい」と声に出してみるのも効果的。言葉の力で自己暗示にかけ、気分を変えていくのです。
2. することを全部書き出す
進まない理由のひとつは、何から手をつけていいかわからないことにもあります。まずは、するべきことの全体を把握するために、書き出してみましょう。
そして、締め切りの日付も記入し、完了するとチェックをつけていきます。チェックがつくたびに達成感を味わうことができ、すべてが終わってメモを捨てるとき、すがすがしい気持ちになれると思います。
3. 事務処理専用の箱を作ろう
せっかくやり始めようと思ったときに「書類がない」という事態を避けるため、処理する必要があるものはまとめて「専用箱」に入れておきます。領収書もクリップでたばねるか、ジッパーつきの袋や、クリアファイルなどにジャンルごとに仕分けしておくなどして紛失を防ぎましょう。
その日すぐに処理できないものは事務処理専用の箱を作ってそこに入れるようにしましょう。職場でも、家庭でも使える方法です。
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