「家の鍵を何回も失くす」が少しはマシになる方法 「整理が苦手で物を紛失」はADHDの特徴のひとつ

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発達障害の漫画
(イラスト:都会、出所:『もしかして発達障害?「うまくいかない」がラクになる』)

さらに、めんどうなことを先送りにするクセもあるので、片づけはついついあと回しにし、やっととりかかっても「多動性」のせいで気が散ってなかなか進まない。部屋はどんどん散らかっていく悪循環に陥ってしまうのです。

ざっくり片づけでOK!100点満点を目指さない

ADHDの人におすすめなのは、100点満点の片づけを目指さないことです。目標をぐーっと下げて60点ぐらいを目指す気持ちでやってみてください。

部屋全体、家全体がざっくりと片づいているのが目指すゴール。とりあえずは床にものをじか置きしたり積んだりしないことを目標にしましょう。

また、「片づける」ということを分解して考えてみると、それはシンプルな次の2点です。

1.収納する場所(ものの住所)を決める
2.使ったら決めた場所に戻す

住所の決まっていないものがあると片づかないのは当然なのです。例えば、鍵は玄関の定位置につるす、バッグの内ポケットに財布、定期券、スマホの指定席を決める、化粧品は洗面所にまとめるなど、必ず「ものの住所」を決めましょう。

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