山形県で誕生した「つや姫」は、白飯で食べていただきたいお米として真っ先に挙がるお米です。
お米の粒がキレイで大きく、炊き上がりはその名の通りツヤツヤ。食感も良く、柔らかすぎず粘りすぎずで、現代人にマッチした仕上がりになっています。食べていて飽きず、誰もが美味しいと感じられるはずです。
さらに「つや姫」は、どんな食材にも合う万能タイプのお米になっています。コシヒカリと比べると粘り・柔らかさ・甘味が足りない感じもありますが、逆にさまざまな用途で使いやすいため、普段遣い用として大変扱いやすく、家に常備したいお米です。
最近では山形ブランドのつや姫がメディアで多く取り上げられるので、「つや姫」といえば山形産と思っている方も多いかもしれませんが、今では東北から九州まで広い地域で作られています。
ではなぜ、「つや姫」は全国的に作られるようになったのか。
その理由には、近年の温暖化が進むなかで、夏の高温にも強い特徴を持っていることが挙げられます。「つや姫」は作物としての実力も素晴らしいものなのです。
新潟、福島、秋田の新品種
近年、新潟県が力を入れているブランド米が「新之助」です。
コクと甘味とうま味があり、適度な粘りと粒に弾力があるのが特徴的なお米です。夏の暑さにも強く、粒の形のきれいなお米です。
福島県が開発した新品種で、これから福島県を代表するブランド米になると期待されるのが「福、笑い」です。
大粒で強い甘味とうま味があり、食欲を誘う香りがあります。食感は柔らかく、粘りのあるお米です。
秋田県の新品種で、「あきたこまち」に代わるブランド米として注目されているのが「サキホコレ」です。
夏の暑さに強くて現代の気候にもマッチしており、白くてツヤがあり、粒が大きくてふっくらした粒立ちをしています。弾力と粘りが心地良く、甘味の強いお米です。
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