4000種を知るお米のプロが伝授「注目の品種12選」 オススメなのは山形県「つや姫」だけじゃない!

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⑪にこまる

「にこまる」は、九州農研センターで育成され、関東以西で作られている品種です。夏の暑さに強く、ツヤのある炊き上がりで粘りがあり、やさしい甘味とうま味が特徴的です。

お米コンクールで数々の賞を受賞

⑫いのちの壱
米ビジネス
『米ビジネス』(クロスメディア・パブリッシング)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

お米のコンクールでも数々の金賞や大賞を受賞しているお米で、岐阜県下呂市の今井隆さんが発見して育成した品種です。「龍の瞳」というブランド名でも売られています。

製造する際には化学肥料を使わず、農薬も極力使わないお米にこだわっています。

粒が大きいのが特徴で、柔らかくも弾力があり、粘りも強いです。甘い香りと甘味、うま味も強いとてもおいしいお米です。一度、食べるとやみつきになる方も多いです。

いかがでしょうか。

一度にたくさんのお米を食べるのは難しいと思いますので、まずは1つからでも新しい品種にチャレンジいただくことから始めてみてください。

米ビジネス
(図:『米ビジネス』より)
芦垣 裕 有限会社初音屋 代表取締役/ 米・食味鑑定士/水田環境鑑定士/調理炊飯鑑定士/おこめアドバイザー

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あしがき ひろし / Hiroshi Ashigaki

横浜で3代続く米屋の店主。取り扱うお米は、田んぼの自然環境までを自ら確認し、気に入ったお米のみ。米・食味分析鑑定コンクール国際大会の審査員を20年以上務めている。そのほか、お米日本一コンテストin静岡の全国大会、天栄米コンクール(福島県)、栃木県産米食味鑑定コンクール、飛騨の美味しいお米食味コンクールなど、多数のお米コンクールの審査員を務める。また、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」のお米特集をはじめ、フジテレビ「LiveNewsイット!」など、メディアでもお米に関するコメントを行い、お米の素晴らしさを伝えている。

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