「フルーツの高野」が新宿の名所となった軌跡 フルーツ食べ放題やアフタヌーンティーも

日本において、苺はある種特別な地位を占めている。クリスマスケーキやショートケーキに苺は不可欠。本来は春に旬を迎える果物だが、真冬の12月から出回り、価格も冬の時期に跳ね上がる(農林水産省令和5年青果物卸売市場調査報告、産地別)。
ブランド苺の種類も増え続けており、一昔前は苺の産地と言えば栃木だったが、今は多くの産地がある。ちなみに、収穫量の多い県と品種を1位から5位まで挙げると以下のようになっている(農林水産省資料より)。
2位 福岡県 あまおう
3位 熊本県 ゆうべに
4位 静岡県 紅ほっぺ
5位 長崎県 ゆめのか
新宿高野で苺フェアを開催中
フルーツの専門店、新宿高野では、多彩な産地やブランドの苺を楽しめるフェアを4月末まで展開中だ。今回は、フェアの概要や狙い、新宿高野の取り組みについて、同社営業推進部・ブランド推進担当部長の秋山智則氏に話を聞いた。26年店頭での販売を担当し、店長も務めたというベテランだ。
フェアでは、フルーツやオリジナルのフルーツ加工品を扱う新宿本店の売り場や、8店舗を展開するタカノフルーツパーラーにて、苺の限定商品を販売する。
例えばタカノフルーツパーラー新宿本店で提供する「苺のパフェ」(2200円)は、苺とりんごのグラニテやゼリー、カラメルマスカルポーネクリームを重ねた上に生の苺をたっぷりと盛り付けた商品。
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