あなたにも出来る!社労士合格体験記(第42回)--ハードトレーニングが原因で椎間板ヘルニアに!
2006年9月、レディースクリニックの健康診断で受けた助言に従って、毎日スクワットを始めました。ちょうど背骨の中央にもいつも疲れがたまって気になっていたので、これを治すのにも効果があると聞いて、がぜんやる気が出てきました。
私は1つのことをはじめると、トコトンやってしまう傾向があります。2キロのバーベル2セットを使い、1日に何回も繰り返して精力的にスクワットに挑みました。きっと数カ月もすれば背骨の状態も快適になって、将来の骨粗鬆症を予防できると、捕らぬタヌキの皮算用をしていました。ところが、これが後日とんでもない結果を招くことになります。
めげずに次の試験に挑戦
8月の社労士試験は集中力を欠いてさんざんでしたが、尿管結石もすっかり治癒し、次は11月の行政書士試験が迫っていました。06年は行政書士試験の大改正が行われた年です。まず、試験科目が大きく変わり、法令科目から行政書士法、戸籍法、住民基本台帳法、労働法、税法は削除され、憲法、行政法、民法、商法(会社法)に集約。特に民法、商法のウエートが高くなりました。
また、記述式は単純に単語を埋める問題から、40字以内で論旨を書く問題に変更され、社労士試験のような多肢選択式を新しく追加。一般教養科目は一般知識等と名前が変わり、情報通信・個人情報保護からの出題が明記されました。そして、試験日も10月第4週から11月の第2週に変更。社労士試験が終わってからの準備期間が、少しでも延びてほしかった私にとっては朗報でした。
模擬試験で万全のはずが…
新しい形式に慣れるために、4回の模擬試験を活用しました。週末は仕事なので、会場受験はできませんでした。しかし、問題と解説を取り寄せて、毎日少しずつ問題と格闘するというパターンで追い込んでいきました。