ゆでガエル君を変える3つのステップ
①危機意識を持たせる
ぬるま湯に気づかないカエルも熱湯には気づいて、「動かなくては!」という意識が生まれます。まず必要なのは、「このままだとチームがダメになる」という熱湯のような危機意識です。危機意識を持たせるには、写真や体験談など具体的なビジュアルや物語が効果的です。
②未来像を伝える
次にリーダーから「こんなことを実現しよう」という未来像を具体的に伝えます。危機意識を持ったゆでガエル君には、チームと自分が進むべき方向性が見えることが必要。一人ひとりに丁寧に伝えることでゆでガエル君は進むべき方向を納得しやすくなります。
③最初の一歩をうながす
そして、ゆでガエル君に最初の一歩を踏み出してもらう。「自分ごと」として自ら行動してもらうのが重要です。小さなことでいいので、最初の2、3日や1週間のタスクをいっしょに考えて、動くきっかけを与えましょう。
最後に、重要なお作法があります。そのお作法とは、グリム童話「カエルの王様」のクライマックスを思い出してください。カエルが王様に戻れたのは、王女のキスでした。キスをする必要はありませんが、最初の一歩がうまく踏み出せたら、リーダーのあなたからメンバーにささやかなお祝いをしてください。そうすれば、ゆでガエル君がガラッと変わるはずです。
面倒くさいオトコの根っこにあるのは、スペックの優劣を競う過程で生じてしまう嫉妬心や劣等感。女性にとってそんな面倒くさいオトコたちの対処法としては、手のひらの上で操るのがいちばん。嫉妬心や劣等感をテーマに考え続けたあの大哲学者が導いた結論も同じでした。
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