"推し"へのファンレター「自分の言葉」で書く方法 語彙力より大事な「推しを語るコツ」とは何か

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そして自分の日記やX(旧Twitter)にがーっと感想を書いておく(このあと、ブログや記事のようなしっかりとした文章にするかどうかは、時と場合によります)。

この①〜③のプロセスを終えておくと、あとでいきなり「●●について記事を書かなきゃ!」「なんか●●にファンレターを書きたくなってきた!」という機会があったとしても、メモを読み返せばいいので、大変ラクなのです。

言語化とは「細分化」のこと

それでは紹介した①〜③のプロセスについて、詳細に説明していきましょう。

自分の言葉で感想を書くための3プロセス

①〜③でなにをやっているかというと、「自分がなにに感動したのか? どこを面白いと思ったのか? なんであの場面にもやもやしたのか? 違和感を覚えたのはなぜか?」など、自分の感情を細かく見ていく作業をしているんです。

ここでもっとも重要なことを言います。

「言語化するには、語彙力が必要だ」と世間ではよく言われますよね。本を読んで語彙力をつけろとか、聞いたことのある人は多いでしょう。

でも、推しの魅力を言語化するとき、本当に重要なのは語彙力ではありません。必要なのは、「細分化」です。言語化とは、いかに細分化できるかどうかなのです。

たとえば、あなたが好きなアイドルのライブについて語りたいとしましょう。ライブ、すごくよかった。あのよさを言語化したい。そう思ったときにまずやるべきは、「自分は」「どこが」よかったのかを具体的に思い出すことです。

これは箇条書きで構いません。下記に例を挙げますね。

【具体例】
・一曲目に●●の曲がきたこと
・●●のタイミングのMCで「●●」という発言がでたこと
・●●のダンスがうまくなっていたこと
・●●の衣装がかわいかったこと

などなど。ここで「感想」を書いてもいいですが、無理して書かなくても大丈夫。大切なのは心を動かされたところを細かく具体的に挙げること。

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