中原さくらは30年間看護師として医療の現場に勤めていた。
仕事を続けながら趣味として宝塚歌劇団にハマり、自らもステージに立ちたいと願い40代後半で劇団ひまわりの俳優となる(前半記事参照)。
そしてエキストラながら俳優デビューすることとなる。
「看護師の仕事」から徐々にフェードアウト
エキストラとはいえ俳優として仕事をもらえた喜びに浸る中、世はコロナ禍に突入する。そして自らのことをいろいろと考えるようになっていった。
「いろんな考えがあると思います。コロナ禍で看護師としてたくさんお誘いを受けました。でも俳優としていつチャンスがもらえるかわからないですしね。それで徐々に看護師の仕事をフェードアウトしていったというのが正直なところです」
「強い決意」ではなく徐々にフェードアウト。人生としてある意味、そのような選択をする人のほうが多いのではないだろうか。中原もそんなリアルな生き方を選択した。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら