「それはあなたが上司に恵まれたのだ」「特殊なケースだ」とおっしゃる方も多いかもしれません。でも、私のひとりめ妊娠は既に12年も前のことで、今やもっと時代は進んでいるはずです。企業においても、女性社員から不妊治療中であることや妊娠を告げられることは、以前に比べてずっと「よくあること」になっているように感じます。ハラスメントリスクも鑑みて、上層部や管理職にトレーニングをしている企業も多いです。
それなのに、女性社員が感じる「妊娠すると周囲に迷惑をかける…」という強い罪悪感は「もう持たなくてもいいのだ」と教えられることはなく、前時代のまま、置き去りになっているのかもしれないとさえ感じます。
キャリアカウンセラーを目指すあなただからこそ
あなたはキャリアカウンセラーとして、キャリアを積んで独立したいとまで思っているのでしょう?であればなおさら、こんな旧態依然とした発想、まずはあなたから即刻捨ててほしい。そんなアドバイスされたら女性たちの選択肢は減るばかり、悩ましさは増すばかりです。
将来のライフイベントについて、またその両立について、思い悩む気持ちはわかりますが、まずはきちんと目の前の仕事に向かって成果を指向することです。そうすれば、きっと将来、多くの人がサポートしてくれ応援してくれるに違いないのだから。
どんな選択をしてもきっと色んなことが起こる。損得だけでは決められないことばかりです。働き続けると決めたのなら、働く上で自分が成長する予感がし、これから起こる様々な困難を乗り越えられるくらいわくわくし、素晴らしい仲間がいる職場であるか、ピュアに「働く」ことに集中して選択すればいいのではないでしょうか。
そうやって夢中で、活き活き働いている間に、あなたに新しい命が宿ると素敵ですね。うんうん唸りながらでいいのです。あなたらしい選択ができますように。応援していますよ!
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