結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。
※お悩み相談はこちらのアドレス(onnaーsodan@toyokeizai.co.jp)まで
今回は、「将来は専業主婦になりたい」新入社員の女性の方よりお悩み相談をいただききました。
【ご相談】
この春、大学を卒業して専門商社に入社しました。先日、配属先の上司と面談があって、将来のキャリア目標について質問されたのですが、正直に「数年後には、専業主婦になって育児に専念したい」と言ったところ、すごくがっかりした顔をされた揚げ句、「育てる気がしなくなった」としかられてしまいました。
職場の飲み会でもこの話題になり、先輩たちに「考えが甘い」「仕事はボランティアじゃない」などと説教されました。定年まで働くと約束して入社したわけでもないし、私の本当の人生目標でもあり、全否定されたことにすごく違和感を感じます。
こういう考え方を持つのはいけないことで、隠しておくべきということでしょうか?また今後、私はどのように振る舞うべきでしょうか。アドバイスお願いいたします。
上司や先輩たちにとって、想像以上の衝撃的な発言?
あははは! やっちまったか~! ……なーんて笑ったら失礼ですね。
初々しい新入社員のあなたが、上司や職場の先輩たちからがっかりされ、それに驚いている姿、目に浮かびます。そして「専業主婦になりたいです!」と言われて、「ガーン」と脳天殴られた気分でのけぞっている上司の気持ちも伝わってきます。採用責任者も「どういう採用したんだ?」としかられているかもしれないし、教育担当の先輩もつめられているかもしれないですね。
あなたが思っているより衝撃的な発言だったんでしょうねぇ。やっぱり笑ってしまうなぁ、この「ずれ感」。
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