「強みを生かす」だけでは成功できない残念な真実 「先天的な資質を持つ人が成功しやすい」は誤解

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サラリーマン
持って生まれた資質や天性の才能、強みを重視するだけでは成功できません(写真:Mills / PIXTA)
なぜ、個人やチームによって、早く成功してそれを長期的に維持できる人と、そうでない人がいるのか? なぜ、成功できる人の中にも、その過程をつらく感じる人と、なんともない人がいるのか?
本記事ではハイパフォーマンスコーチであるブレンドン・バーチャード氏の著書『世界3万人のハイパフォーマー分析でわかった 成功し続ける人の6つの習慣』から一部を抜粋、再編集し3回にわたってお届けします。第1回は、よく言われる「自分の強みに集中しなさい」は本当に正しいのか、について考えます。

私は世界195カ国の3万人を対象に、30年以上にわたって実践・検証を重ね、特定の習慣が競争優位性をもたらし、「平均的な人を高いパフォーマンスを出せる人に変える」ことを導き出した。

そして、ハイパフォーマーが長期的な成功に到達し、それを持続させるのに最も重要な6つの習慣を「HP6」としてまとめた。

HP6は、

1. 明確性
2. エネルギー
3. 必然性
4. 生産性
5. 影響力
6. 勇気

からなる。これらはハイパフォーマ−があらゆる目標、プロジェクト、チーム、人にかかわるうえで、継続的に行っていることを類型化したものである。

成功し続けるための6つの習慣
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